イスカリオテのエヴァ さん
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シンエヴァ特典 EVANGELION:3.0(-46h)の内容考察！ 14年の空白を読み解く！ [新劇場版の部屋]
皆さんこんにちは！今回は、シンエヴァ特典 EVANGELION:3.0(-46h)を解説・考察していきます！
以下、ネタバレ注意。
EVANGELION:3.0(-46h)は、『シンエヴァ』のブルーレイについた『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Ｑ』の前日譚を描いた10分40秒の物語。
‘23年のGW中、同じ制作陣らによる『シン・仮面ライダー』の冒頭にて劇場で公開を行われました。
さっそく、細かく読み解いていきます！
ネタばれ注意！
＊
＊
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版：Qの冒頭開始より４６時間
①：ヴィレクルー（北上ミドリ・多摩ヒデキ・長良スミレ）が戦艦の上でトレーニングをしています。
背景には、ヴィレ艦隊が集結しています。二日後の「US作戦」に備えているようです。
ヴンダーも停泊。
サクラが主人公なようです。
鉄棒をやっていて、過去の記憶を回想する、といった流れです。
次のシーンはいきなりサードインパクト。
地球全体にコア化が進んでいて、ピンチ！という描写です。
ニアサードインパクトではありません。
見る見るうちにコア化されてゆく地球。スピード早いです。
さて、ミドリ（１０代）は、爆心地の反対へ走ってゆきます。
空は、波のようにガフの扉の波紋がひろがっています。
鳥たちもミドリと一緒ににげてきます。
土地がどんどんコア化してゆく・・。
そして魂がインフィニティ化（首無しエヴァ。ハイカイ）してゆきます。これがサードインパクト・・
そんななか、異質のインフィニティが表れます。
コア化されていない土地に赤い初号機が表れたのです。
そして首を落っことします。
・赤い初号機について
Qでは、シンジがインフィニティを見て、「初号機？」という予定でした。
EVANGELION:3.0(-46h)でも明らかな初号機フェイスです。
説1：エヴァはそもそもインフィニティの進化体なのか？
エヴァの顔を持っている。「なりかけた」描写なのか。
説2：顔（アイディンティティ）があやふやになっている（顔がない）状態の中、突発的（？）
）な状態か？
初号機が爆心地となっている中、意識？みたいなものが表層化されたか。
説3：このインフィニティが特殊なのではない。
最初からカオナシもあれば、このインフィニティのようなものもあるのだ。爆心地である初号機のアイデンティティが出ている結果だ。
以上のことが考えられます。
インフィニティとは。
エヴァについて、「アダム（ス）・リリスから由来する汎用人型決戦兵器：ヱヴァンゲリヲン」、
「生命の魂を物質化した、：エヴァインフィニティ（限りなく無限、の意。）」、
「『現実と虚構』である、架空のエヴァ：エヴァイマジナリー」がありますが・・。
なぜ、「エヴァ」インフィニティなのか？という問題について考えなければならなくなります。
人類補完計画による最終目標は、人類が使徒によって滅ぼされる運命を否定し、知恵を失う代わりに永遠に存在し続けるエヴァインフィニティ（神の子）と同化すること。（ミサトのセリフなど）
思い返せば、サードインパクト（Qにも、「なりそこない」が多数出現）、フォースインパクト
（「地獄の門」から）にインフィニティが大量発生しています。
どちらも、黒き月からです。
絵コンテ等にも「黒き月から無数に放出」という設定が記述されています。
インフィニティについてのまとめ
：インパクトにて出現。
：人類補完計画において、インフィニティと同化する計画だった。
：黒き月から出現。
：エヴァ：Q,シンエヴァにおいて、世界中に存在。→インパクトによるもの。
そして本題。なぜ初号機のフェイスか。
結論＝初号機が神であるため。
新世紀エヴァンゲリオンとヱヴァンゲリヲン新劇場版 はループして（過去の記事参照）います。
新世紀エヴァのラスト（補完計画の発動）で初号機は神となってしまったのです。
ゲンドウ、「シン・」のセリフ：「神の子たるインフィニティ。」 オリジナル/アスカ、「シン・」のセリフ：「最後のエヴァ（13号機）は神と同じ姿。」
これらのセリフが一番の根拠です。
此処でストーリーの内容に戻ります。
ミドリは墜落したUN機に泊まり、ひたすら爆心地の反対方向へ。
そしてピンチ！インフィニティ・コア化した大地に囲まれます。
アスカ登場！WILLEがNERVから奪った「長距離Eva輸送機」から弐号機暫定補強が飛び立つ！
（マリとアスカの会話のシーンあり。「WILLE」という組織が他人事みたいな発言がみられるので、前からある組織に最近加盟した、みたいな雰囲気が感じられる。あくまでも個人的推測。）
片手で戦う弐号機。なんと、ATフィールドを使いません。浸食される腕！
いままで、「コアに侵食」というと、コア色になってく、という感じでした。
此処では青色です。「生への拒絶」を表現しているのでしょう。
するとアスカが第八使徒（エヴァ三号機に宿っていた使徒）の力を使い、撃破！
そんな中、二号機とインフィニティの接触面に現れた赤青の物質がミドリの髪に触れ、ピンクに染めてゆきます。
物質は、生と死の拒みが表層化されたものと思われますが、
ミドリが「生」を望み、浸食が鈍化した、という解釈が可能です。
アスカ「こんなこと起こした馬鹿がいる。」そう言った後、ミドリに「戦え」と説きます。
そして「US作戦の二日前」に場面変換。
鉄棒トレーニングを終え、同僚を蹴飛ばしミドリは「馬鹿」に復讐する信念で、たった今起動した改二号機を横目に次の訓練場へ行く・・
（スタッフロール）
＊＊＊まとめ＊＊＊
＊初号機顔をもち、コア化されてないところに現れたインフィニティ＝神（初号機）と同じ姿。知恵を持ち掛けたっぽい。
＊ミドリの髪の秘密。生きる願望がピンクに染めた。（ちなみに緑色と桃色は真逆の色）
今回はこの辺で。
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【新劇場版】「ユイ」の正体は何？ ヒトではない！？ エヴァ考察第六弾 [新劇場版の部屋]
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こんにちわ。今回は、新劇場版の「碇ユイ」はヒトか。何者か。なゼ初号機に宿ったか。について解説していきます。
結論
ユイ≒神
根拠
ユイの正体を明かすのにカギとなるのは
キリスト教の「三位一体」が謎のカギです。
創造主たる御父、御子（キリスト）、精霊は、それぞれイコールではありませんが、３者は全て中心の「唯一の神」とイコールと考えるようです。
つまり、
御子：ユイ
精霊：幻影のように現れるレイ（≠綾波レイ）
（人類の）創造主：リリス
つまり唯一の神＝ユイかもせれません。
ユイ＝御子
これについて、つまり人間であり神に等しい存在。
つまり人間としてのユイ。こう考えると、シンジは「神の孫」なので「神児」、あるいは「神事」ということになります。
ヱヴァコミック版（角川コミックズ・エース五巻）の加地リョウジのセリフによると、
ユイ＝生物工学の先駆者で、エヴァの基礎理論を解き、エヴァを作り出した者
そして2004年（破の墓石より）、エヴァ初号機に自らダイレクトエントリー。初号機と同化して、コアに宿ります。
冬月コウゾウ「エヴァの極初期型制御システムだ。ここでユイ君が発案したコアへのダイレクトエントリーを自らが被験者となり試みた」 エヴァンゲリオン新劇場版：Q シンジと将棋を打つシーン
そして、「綾波レイシリーズ」のオリジナルです。
冬月「君の知っている綾波レイはユイ君の複製体の１つだ。その娘も君の母親同様、初号機の中に保存されている。全ては碇の計画だよ」 エヴァンゲリオン新劇場版：Q シンジと将棋を打つシーン
そして、エヴァでは「神殺し」という言葉がよく出てきます。
その中に、
ユイとゲンドウが、初号機と第１３号機とともに、ガイウスの槍で心中したシーンで、シンジ「やっと分かった。父さんは、母さんを見送りたかったんだね。それが父さんの願った神殺し」
このシーンでの「神殺し」とは「御子」であるユイを見送る、つまり殺してあげることだというわけです。
そして「御子」は、シンジを見守ること、「ネオンジェネシス」をシンジに達成させることが務めだったんですね。
精霊：幻影のレイ
次に、「精霊」としてのユイを考えます。
エヴァ：序とシンエヴァの中盤。エヴァ旧劇場版にも出てきます。
序の冒頭シーンと、シンエヴァのネルフ第２支部Ｎ１０９棟跡では、シンジの前に一瞬鳩とともに幻影のようなレイが現れました。
これは確かにレイとは違う存在です。
幻のように消えてしまいますし、両方ともレイはその時、入院中だったり初号機に取り込まれたりしているからです。
レイはクローンですが、一度に存在できるのは一体のみです。これは至る所で明言されています。
ハトは精霊のモデル、象徴とされています。
そして、最初の戦闘（：序）と最後の戦闘（シン・）に出ています。
「精霊」で間違いないです。
創造主：リリス
最後に、「創造主」について。
リリスについてミサトは、
「この星の生命の始まりでもあり終息の要ともなる第２の使徒リリスよ。サードインパクトのトリガーとも言われているわ」 エヴァ：序
新劇場版のリリスは、「人類」ではなく「すべての生命の始まり」となっているので、キリスト教などでいう、創造主、ということになります。
三位一体の根拠
ゲンドウ「ゴルゴダオブジェクトだ。人ではない何者かがアダムスと６本の槍とともに神の世界をここに残した。私の妻、お前の母もここにいた」 シン・エヴァンゲリオン劇場版
このセリフが決定的な根拠です。
ゴルゴダオブジェクト＝神の世界＝六本の槍（ロンギヌスなど）＋アダムス＋ユイ
アダムスは、
セカンドインパクトの元凶となった四体。
詳しくは
こちら
から。
ユイとアダムスがいた、とゲンドウはいっています。
つまり、ユイ＝神説は完全に確かです。
もしかしたら、アダムス（複数いる。）の中の一体かもしれません。
しかし、ユイ＝アダムス説は次の根拠で完全にかずれます。
第二の根拠
・ヱヴァ：Qのフォースインパクトで、リリスの顔が綾波顔（ユイ顔）になっていました。
・新世紀エヴァで、リリスと綾波が融合してリリスの顔が綾波顔（ユイ顔）になりました。
「：Q」では、綾波とリリスの融合していません。
「私と同じ顔？」と本人も驚いています。
これは、新世紀エヴァとエヴァ新劇場版がループとしてつながっているからです。
このことはこの記事
などで解説していますが・・、
つまり最初から綾波顔
これがリリス＝神＝ユイの最大の根拠です。
リリス＝ユイではなく、リリス≒ユイということがポイントです。
エヴァ：Qでゲンドウは、リリスの頭部に向かって、「もうすぐあえるな。ユイ」
というセリフをしていて、矛盾が発生します。
リリス＝ユイではなく、リリス≒ユイ
と考えれば矛盾しません。
そして決定打が、シンジ「父さんは、母さんを見送りたかったんだね。これが父さんの願った神殺し」というセリフです。
ユイさんは、シンジに「神殺し」つまり「ネオンジェネシス」を完成させるため、初号機に宿ったのです。
そして何より、わが子を守るために宿っていたのです。
結論＝リリス＝ユイで、リリス≒ユイ
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
まとめ
＊リリス＝ユイで、リリス≒ユイ
＊２００４年（墓標にあった）に初号機と融合。
＊綾波シリーズ（クローン計画）のオリジナル。
＊三位一体というワードがミソ。
＊「神殺し」がポイント。
今回はこの辺で。
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新劇場版・セカンドインパクト。方術、生贄、動機。 [新劇場版の部屋]
皆さんこんにちわ！
今日は、新劇場版のセカンドインパクトを解説してきます。
まず、おさらいから。
ミサトさんが見た、インパクトの風景。
ヱヴァ：破より。
インパクトから十四年後。まだまだインパクトの傷跡は残っています。
上の白線は、アダムスのうちの一体です。
詳しくは
https://evangeriwon-kousatu.blog.ss-blog.jp/2023-05-10
でも。
アニメ版のセカンドインパクトについては、
https://evangeriwon-kousatu.blog.ss-blog.jp/2023-06-02
でも。
まず、結論から言わせていただきます。
「新劇場版のセカンドインパクト＝新世紀ヱヴァのサードインパクト」
これが真実です。
新世紀ヱヴァの世界とエヴァ新劇場版世界がつながっていることは、別の機会で解説したいと思います。
簡単に言うと、「アニメ版エヴァの最終話に出てきたエヴァがサードインパクトを起こし、セカンドインパクトとなった」というわけなんですが、
アニメ版でシンジ君は、「世界をやり直したい」みたいなセリフを言うわけなんですね。
シンジ君が神となったので、願いがかなったというわけです。（ざっくり）
ミサトさんの回想シーン（エヴァ：破）にでてくるサードインパクトでは、「巨人」がなんと四体います。
アニメ版では、「巨人」は一体のみでした。
これは全世界のエヴァファンが驚きました。「アダムス」は、複数形だから「ス」がつくというのが、通説です。
こいつらはなんなのか？正体は、
「新世紀エヴァンゲリオン 真心を、君に/Air」であった、「エヴァ量産機シリーズ」です。
ゼーレが、ゼーレ式のサードインパクトを起こすためにこのエヴァを儀式のトリガーとしようとするわけですが。
「新世紀エヴァンゲリオン 真心を、君に/Air」では、弐号機によってほとんどが壊滅されています。
おそらく、そのために四体なのだと思います。
リリスと綾波レイ（アダムを吸収した）が融合（ネルフの計画）し、覚醒初号機（リリス）とエヴァシリーズ（アダムのコピー＝アダムス）による儀式（ゼーレの計画）
が同時に発生しました。
途中で碇シンジによって中断されるわけですが、くわしくは来週投稿する記事で解説します。
が、
というわけですね。たしかにつながってますよね！
新世紀エヴァンゲリオンと、エヴァンゲリオン新劇場版は単なる「リメイク」ではなくて、「続き」なわけですね。
セカンドインパクトの真相がわかったところで、人物のセリフからも読み解いていきます。
破の、碇ゲンドウと冬月コウゾウが宇宙からセカンドインパクト爆心地を眺めるシーンで、ゲンドウは、「だがしかし、この惨状を願った者達もいる」と言っていました。
また、シンエヴァのAAAヴンダー甲板上において、ゲンドウは、ミサトに対し、「セカンドインパクトと引き換えに自らの仮説を実証した君の父上、葛城博士の提唱した人類補完計画だよ」と言っていました。
「人為的にコントロール」ことが明らかですね。
シンエヴァのAAAヴンダー甲板上において、ゲンドウは、人類補完計画について、「そうだ。セカンドインパクトによる海の浄化。サードによる大地の浄化。そしてフォースによる魂の浄化」と説明していました。
セカンドインパクトは、「新世紀ヱヴァのサードの出来損ないであると同時に、人類補完計画を進めるための第一歩として、海を浄化」したんですね。
シンエヴァのフォース（アナザー）インパクトの際の葛城ミサト「呪われたセカンドインパクトの爆心地、カルヴァリーベースか。地獄の門が再び開いている。まさか」 シン・エヴァンゲリオン劇場版
「カルヴァリー」（Calvary）とは、イエス・キリストが磔（はりつけ）にされた「ゴルゴダの丘」の別名とされています（ゴルゴダもカルヴァリーも共に頭蓋骨、髑髏（どくろ）を意味しています。）。
ヤマト作戦前のミサト「これより本艦は、フォースインパクトの不可逆的な阻止のため、旧南極爆心地跡に在留中のネルフ本部を強襲。 儀式のトリガーとなるエヴァ第１３号機の無力化を目的としたヤマト作戦を決行。 これまでの全てのカオスにケリをつけます」 シン・エヴァンゲリオン劇場版
これは南極のセリフですが、「新世紀エヴァ」のサードは日本を中心に発生したはずです。
矛盾が発生します。
このことは、二つの可能性があります。
1：新世紀エヴァのセカンドインパクトのことを言っている？
2：南極には、「白き月（使徒の発生源）」があるはずなので、神聖な場所（？）ということで、爆心地ということになった、あるいは、なったといわれた。
追記（シンエヴァの旧南極への突入シーンにおいて、爆心地にあった５本の十字架内、１つの斜めに傾いた十字架に、ウルトラマンＡ（エース）のマークが見えました。）
＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊
まとめ
＊インパクトの方術は、リリスと綾波レイ（アダムを吸収した）が融合し、覚醒初号機（リリス）とエヴァシリーズ（アダムのコピー）による儀式
が同時に発生。途中で碇シンジによって中断される。
＊インパクトの生贄は、アダムス達四体。
＊インパクトの動機は、人類を補完するため。（ゼーレ）補完し、ユイを再構成・出会うため。（ネルフ（ゲンドウ・冬月））
今回はこの辺で。
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